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iPhoneでも、待たずに読む。Raikiri Viewer 最新版で増えたこと

iPhoneでも、待たずに読む。Raikiri Viewer 最新版で増えたこと

8月1日に、私たちはコミック・電子書籍ビューア「Raikiri Viewer」をMac App Storeで公開しました。開くまでの数秒をなくすために、自分たちのために作ったアプリです。

公開してからも、毎日自分たちで読みながら、引っかかったところを直し続けています。この記事では、現在配信している最新版1.17で増えたこと、直したことをまとめます。

iPhone・iPadでも読めます

Raikiri ViewerはMacだけでなく、iPhoneとiPadでも使えます。同じアプリとして配信しているので、Macで始めた購読のままiPhoneでも読めます。

iPhoneから本を読む入口は3つあります。

  • iPhoneの中に置いた本を開く
  • Google ドライブのフォルダを本棚として開く
  • Macとつないで、Macの本棚をそのまま読む

Macに何百冊と置いてある本を、ファイルを移し替えることなくiPhoneで読み始められます。

見開き1枚の絵を、左右に分けて読む

自炊した本には、見開きのページが1枚の横長の画像として入っていることがよくあります。Macの画面なら問題ありませんが、スマホの幅に収めると字が小さすぎて読めません。

そこでiPhone・iPad版の表示の切り替えに「左右分割」を足しました。横長のページだけを真ん中で割って、1枚ずつ出します。右綴じの本なら右半分から、左綴じなら左半分から読み進めます。ページ番号の横には「(右)」「(左)」と出るので、いまどちら側を見ているかも分かります。

割っても本のページ数は増やしていません。読みかけの位置やしおりは、分割を切り替えてもそのまま残ります。

まとめて写せて、写した本がすぐ並ぶ

Macの本棚やGoogle ドライブから、iPhoneへ本を写しておくと電波のない場所でも読めます。この写す操作を、何冊でも同時に行えるようにしました。

  • 進み具合は画面の下に、1冊ずつ行を分けて並べます
  • 写し終えた本には印が付きます
  • 写した本は、本棚にすぐ並びます

以前は2冊を同時に写すと進み具合の表示が入れ替わってちらつき、大きな本では押したボタンがなかなか反応しないこともありました。原因はどちらも、進み具合の知らせを必要以上の頻度で画面に流していたことでした。人の目に見える間隔まで間引いて、直しています。

細かいところも直しました

  • 巻の一覧で、長い巻名が途中で切れて何巻か分からなくなる問題を直しました
  • 本棚で本を選んだときに、隣の本が開いてしまうことがある問題を直しました
  • 新しいバージョンが出たときに、アプリの中でお知らせするようにしました
  • Mac版では、ZIPやRARの書庫を開き直さずに、中の不要なページやファイルを削除できるようにしました

次のアップデートでは、遠い置き場の本がもっと速く開きます

Google ドライブやNASに置いた本を開くと、数分かかることがありました。社内で試した576MBのコミックでは、開くまでに6分かかっていました。

原因は、圧縮された本を展開するときの読み方にありました。RARや7zは書庫の中を行ったり来たりしながら読みます。Google ドライブ上のまだ手元にないファイルで測ると、この行き来は1回あたり最大1.7秒かかっていました。一方、先頭から順に読むだけなら毎秒5MBほど出ます。

そこで、展開する前に一度まとめて手元へ写し、写したものから展開するように変えました。修正後に226MBのコミックで試すと、写す時間の43秒を含めて56秒で開きました。

あわせて、本を開いている間は「いま何をしているか」と進み具合を表示します。この修正を入れたバージョン1.17.3は、現在Appleの審査に出しています。

ダウンロード

Raikiri Viewerは、最初の1か月は無料で試せます。その後は月額300円または年額2,800円のサブスクリプションです(価格は変更される場合があります。最新の金額はApp Storeの表示をご確認ください)。

Macでは、Homebrewからも入れられます(brew install --cask watrix811/tap/raikiri-viewer)。対応形式や画面の詳細はRaikiri Viewerの公式サイトをご覧ください。

使っていて気になるところがあれば、ぜひ教えてください。私たちも毎日使いながら、直し続けています。

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